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わたしは国語が得意でした。

しかし漢文は今ひとつ苦手。読み方の記号がわからないし、普段使っている漢字ともちょっと違う雰囲気。

あるとき、アル中と噂の(現在ならそれだけで許されない存在かも・・・ ^^;) 先生が、わたしを指名。



全然読めなかった。。。(泣)

一応演劇少女だったわたしは、先生に鼻で笑われ、プライド崩壊。

しかし、先生はその直後、いい気分で漢文を朗読してくださいました。

そこで・・・がんばって聞き取ってフリガナを全部記入。翌日に当てると言われたので必死に練習したわけです。

そして翌日。

「城を割きて・・・」
を、
「ジョウヲワキテ」
と、読みましたところ、また先生に鼻で笑われたー。

「ワキテwwwちょwwwwそんな読み方あるかよwwwww」

先生が、そう読んだのにーーーー。あまりに悔しくて内蔵がひっくり返りそうになりました。だって、わたしは元々「さきて」だと思ってたけど先生があまりに朗々と
「ジョウヲワキテ」
って読んだからーーーー。

だけど、その時をきっかけに何故かその先生はわたしを気に入ってくださったようで、なにかとよくしてくださったのですが、他の生徒からはウザイ先生と言われてましたので、先生に可愛がられるほどに、周囲から
「贔屓されていい気になってる」
と、言われてつらかったです。

先生は剣道の指導は天下一品で、剣道部はとても強かった。

だけど国語を教えることについては、先生にとってはついでだったのかもしれない。思いつきで
「テストが仮に零点でも、解答用紙の裏に奥の細道の出だし3ページを全部書けたら合格させてやる」
と、言ってしまい、学校で問題になったこともありましたっけ(汗)

先生としては俺は一面的には物を見ない!という励ましだったんでしょうが、実際全然勉強しないで、該当ページだけ丸暗記すればよしという生徒続出でした。真に受ける方がおかしいってわたしは思ったけど。。。

みんな正直でびっくりしました。

まぁ、そんなこんなでアル中だったことは置いといて、頑張ってると認めたら引き上げようと情熱を傾けてしまう、ある意味人間的な正直さは、わたしは結局嫌いじゃなかったようにも思う。

あの先生のことを思い出すと、とても複雑な気持ちがします。

ただ、その時がきっかけでわたしも国語だけは、進学組の生徒たちと肩を並べられるくらい、勉強したのだから、やっぱり恩人だろうと思うのです。

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